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色彩検定冬期試験について

 11月18日の試験日に向けて、9月3日から色彩検定の受付が始まります。 色彩検定は全国服飾教育者連合会(略称A・F・T)が行っている文部科学省認定の公認資格で、 昨年はおよそ8万人の方が受験をしました。

 内容はいわゆるカラーコーディネートに関するもので、 色の名前や由来、コーディネートの教科書的な応用などの知識的なものが多く出題されています。 この試験が「文系的」といわれる所以かもしれませんね。

 管理人は昨年の冬初めて受験してみました。受験したのは2級だったのですが、 高校、大学生が受けるにはこれくらいがちょうど良いかもしれません。 もちろん、専門の方はもっと上を目指すべきかもしれませんが。

 さて、受験およびそのための勉強をしてみた結果ですが、 それまで色についてまるで勉強したことがなかったこともありとても興味深いものでした。
 例えば町中にあふれる様々な色、これも見る目が変わってきます。 「あ、これはこういう効果を狙って配色してるな」とか「こいつ何にも考えてないだろ」とか(^^;

 ついでに言うとどうでもいい(?)色に関するうんちくも増えたりします。 たとえばサンタクロースの服の色、どうして赤いか皆さんご存じですか? 実はあれ、某有名清涼飲料水メーカーのイメージカラーなんです。 その昔はサンタクロースは様々な色の服を着ていたんですが、 その某メーカーがクリスマスにキャンペーンを張って赤い服を着せたのが大当たり、 それ以来サンタクロースの服の色は赤と相場が決まってしまったのです。

他にも、どうして信号の「止まれ」は赤なのか、などということも。 色を見る目が変わると世界を見る目も変わるかもしれませんよ? よろしければ、あなたもチャレンジしてみて下さいp(^^)q


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