色相とトーン |
ネクタイをするときにやはり気になるのはシャツとの組み合わせ。 いくら自由だからと言って万人が「それはちょっと…」というのではやはり辛いものがあります。 そこで、ここでは配色について簡単な解説を行いたいと思います。 詳しいことは配色についての本を当たってみたり、色彩検定やカラーコーディネーターの資格試験の本をご覧になったりするとよく分かることでしょう。 まずは下の図をご覧下さい。
このように、色を順に円のように並べた物を「色相環」といいます。 ここでご覧になっていただいたものは日本色研事業(株)で開発された、 P.C.C.S. (Practical Color Coordinate System)という色相環です。 ここからはこのP.C.C.S.を基にしてお話ししたいと思います。 なお、正確な色彩見本が欲しい方は本屋さんなどで色彩関係の本をご覧になることをお勧めします。 続いて、P.C.C.S.の最大の特徴である「トーン」についてお話ししたいと思います。 それでは下の図をご覧下さい。
このように、最初に挙げた色相環のそれぞれの色は各々17のトーン (ただしW〜Bkは共通)に分かれます。 上に上げた例は色相環の中の2番、「赤」に相当します。 また、このような図を「等色相面」といいます。 ここに挙げた「色相」と「トーン」、 2つの言葉は配色をするときに重要ですからぜひとも覚えておいて下さい。 |